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【M575】トラックボール入門

こんにちは、ごるろぐです。
みなさんはトラックボールを使用したことがありますか?私は以前から、ロジクール社製の「M570」というトラックボールを使用してきました。2020年11月に約10年ぶりにモデルチェンジした「M575」が発売されたということで、トラックボールを世に広めるべく記事にしていきます。

そもそもトラックボールって何?

簡単に言えばマウスの代わりになるものです。トラックボールは親指を使ってマウスカーソルを動かします。馴染みのない方にとっては謎のデバイスでしかありませんが、これが本当に優れものなんです。

おすすめポイント

身体の負担が明らかに違う

マウスで長時間作業していると知らず知らずのうちに手首や肩のあたりに疲労が溜まってきます。まさかと思われるかもしれませんが、マウスでの作業が原因で腱鞘炎になるなんてことも珍しくありません。

しかし前述の通り、トラックボールでの操作は親指を軽く動かすだけで良いので身体の負担はほぼありません。なんなら机の上で操作する必要すらありません。特に冬場は寒いからこたつから手を出したくないなんてときがありますよね。トラックボールであれば、こたつの中で操作することも可能です。

本体にボタンが三つある

M570から続く仕様ですが、本機には左クリックと右クリックとは別に三つのボタンが搭載されています。これらのボタンは全て自分の思い通りにカスタマイズすることができます。

例えば①のボタンには「進む」(Alt + →)、②のボタンには「戻る」(Alt + ←)といった感じですね。進むボタンはあまり使わないとなれば、「更新」(F5)を割り当てるなど、自分がよく使うショートカットを割り当てておけば快適さは天井知らずです。

また、アプリごとに異なる設定で使用することも可能ですので、Wordを使っているときはコピー(Control + C)、ペースト(Control + V)にしてみるなど、ご自身の使い方と相談しながら色々と試してみることをお勧めします。

得意な作業と苦手な作業

Amazonでネットショッピング、YoutubeやNetflixで動画を視聴する、ワードを使って文章を作る…など、精密なカーソル移動の必要がない作業に関してはトラックボールは最強です。今までマウスを使って操作していたのが馬鹿らしくなるほどに快適になります。

逆に、細かい動作が必要な作業には不向きと言えます。例えば私の場合、動画の編集作業をするときは別のマウスで作業することが多いです。トラックボールは親指で操作する都合上、1ピクセル単位の移動などには適していません。ここは素直にマウスに持ち替えて作業する方が楽です。

マウスしか使ったことがないけど大丈夫?

トラックボールをお勧めするとこのような質問をよく受けますが、まったく問題ありません。慣れるまで一時間ほど使ってみてもらえればすぐに良さが体感できると思います。軽自動車に慣れている人が初めてスポーツカーに乗り換えるようなものでしょう。慣れは必要ですが、スピードや快適性を味わったあとはトラックボール中毒になっていること間違いなしです。